「シャンプー化」する調味料 調味料も『私』中心の時代ということのようだ

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     リンクを貼ります。調味料のシャンプー化

新型コロナウイルスの感染拡大は、個人消費の「巻き戻し」と「早送り」を同時に進めた。

巻き戻しは食の家庭回帰や家電の人気回復などで、早送りは一人ひとりに合わせて商品や料理を

提供する「パーソナライズ」の進化だろう。

それは調味料の動きを見るとよく分かる。近年はしょうゆや味噌など基礎調味料の消費は基本的な

メーカー総体の対前年対比は低迷しているが、タレやドレッシング、パスタソースなどメニュー対

応型の調味料の需要は右肩上がり。これを踏まえれば、バラエティセットが人気となるのだろ

うか。何か違う気はするが・・・・

「シャンプー化」する調味料

メニュー対応型の調味料の需要は右肩上がり。とりわけ2020年の伸び率は著しい。とは何のこ

とだ。例えば、うどんやそば。従来は家族向けにまとめて作り、当然だしも同じだったが最近は違う。

という。

エバラ食品工業が16年に発売した「プチッとうどん」は、簡単に色々なうどんの味を楽しめる調味料として人気を集める。「ゆず塩鯛だしうどん」「釜玉うどん」など6種類を用意。

20年の売上高はリニューアル前の18年と比べ、5倍以上の伸びを示している。

「うどんの麺はチルド、冷凍、乾燥麺など色々あるが、味付けだけはめんつゆしかない。

そこで多様なニーズを求める消費者の課題を解決したい」との狙いから開発した。一人暮らしなら

日替わりでメニューを変更でき、家族なら好きな味を自分で選べる。パスタソースで起きていた

とがうどん・そばにも広がったわけだ。鍋もキムチ、味噌、トマトなどローテーションを組む家庭も

多い。家庭で使用する日常商品の多様化は国内消費をけん引してきた。家族で使用するシャンプー

や歯磨き粉のパーソナライズが進み、非接触が求められるコロナ下の今はそれが加速する。当然

調味料も「シャンプー化」する。何故か表現としては馴染めない気がするが・・・

なぜ調味料のシャンプー化が進んだのか。食生活の変化を長年調査してきた専門家は

「調味料も『私』中心の時代」と指摘する

その理由を「作り手のメニューレパートリー数の減少、購入素材種類の少なさ、調理技術の

低下、好き嫌いの多さ」と話す。これは作り手を責めているわけではなく、あくまで経済・社会の

流れでの結果としてみている。

好き嫌いの多さもさることながら、朝食から一人ひとりのメニューが違う家庭も珍しくない。

お父さんは和食、お母さんはパン、子供は穀物加工品などをシロップと植物油で焼き上げた

グラノーラなど多様だ。「かつては出したものを食べるのが家族の習慣だったが、あるときから

『何を食べるのか』注文を聞くスタイルに変わった」。このため調味料も料理を作るための

「キッチンユース」から、好きな調味料を料理にかけ、自分好みにする

「テーブルユース」にシフトしたという。簡単に、自由に、おいしく。

家庭円満マーケットの鉄則だ。

ということだが納得できますでしょうか。

実は家庭料理でも5年続くブームがある。野菜を中心とした「無限レシピ」だ

このスタイルが野菜に使う調味料のシャンプー化を推し進めた。料理動画の投稿サイト

「クックパッド」では

2016年夏にユーザーが「無限ピーマン」というレシピを投稿したのがきっかけという

一度食べるとやみつきになり、ごはんが進むレシピに「無限」の称号が与えられる。一例をあげ

ると、ピーマンを千切りにしてツナ缶、ごま油、中華だし、黒ゴマを混ぜ合わせる。レンジで加熱

してかき混ぜ、またレンジで温めてできあがり。ピーマンだけでなく、もやし、キャベツなど、あ

らゆる野菜にも応用可能だ。17年にピークを迎えたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う

おうちごはんが増え、今年に入っても検索頻度は高い。「一過性のブームではなく、食べ方の1つ

として定着した」(クックパッド)こうしたブームに乗り、

「パリパリ無限シリーズ」を18年に発売したのが東洋水産だ。皿うどんのような揚げ麺、粉末スープで構成しており、千切りキャベツなど野菜に混ぜ合わせるだけ

そもそも「ラーメンが好きだが、野菜は苦手」という女性企画担当者が、自分のような嗜好でも

野菜をたくさん食べられる商品を作りたいという発想から生まれた。この無限シリーズ、伸び率が

すごい。発売から19年12月までの販売数は1500万食で20年の初夏に2000万食を

突破。今年4月末には3700万食と1.8倍の伸びを示している。

定番が4種類あり、好きな野菜を無限に食べることができる。「これさえかければ、どんなもので

も自分好みに染め上げられ、いくらでも食べる」という調味料の個人化が背景にあると指摘する。

ドレッシングの多様化も著しい。キユーピーのドレッシングの種類は家庭用だけで約40種類に及ぶ

最近でもにんじん、ごま油&ガーリックなど新顔が増える。「メニューや気分に応じて選ぶ

時代。単身世帯でも平均2本を置いている」。やはりコロナ下での巣ごもり生活の影響は大き

く、20年は前年比5~6%増という高い伸び率を示した。数年もすれば、1000億円市場に

達する勢いだ一方でキユーピーやキッコーマンによるとマヨネーズ、しょうゆなど基礎調味料は

大容量化が進んでいるという。調味料はマスとニッチに二極化する消費市場の縮図でもある。

と言われているが、ご理解いただけただろうか。コロナ化も手伝いそういう傾向性があるとして

いるが、シャンプー化とは恐れ入りました。

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