オートファジー発動 空腹感が指令!ポイントは睡眠時間を入れての16時間の経過

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「空腹感」とは そもそもなんだ

医学的には、空腹感とは胃の中に食べ物がない状態ではないのです。血糖値が下がったときに、脳

の視床下部にある空腹中枢(摂食中枢)が空腹を感じ、何かを食べて血糖値が上がると、同じく

視床下部にある満腹中枢が満腹を感じます。血糖値が下がったときに空腹を感じ、上がったときに

満腹を感じます。

3食に捉われて 食べすぎている 現代人

習慣というのは恐ろしいものです。そもそも、現代人の3食はちょっと多いのではと感じます。

しかもごはんと味噌汁に鮭、納豆といったバランスのいい昔の食事とは違い、高カロリーです。

運動量が少ないのに高カロリーな食事をしているので、ほとんどの人が食べすぎです。特に、

コロナ禍で外出が制限されるいまは、さらに運動量が減っています。

断食で期待できる効果とは

胃腸が休まる

食べ物を消化・吸収している限り内臓は休む暇がなく、修繕する時間、治す時間がなくなります。

空腹の時間を作るということは胃腸を休める時間、そして自分のメンテナンスする時間なのです。

血液がきれいになる


食べることで、余分な栄養や老廃物が血液中に増えます。体内の代謝が悪く、臓器の機能が低下

すると、血液がドロドロになり、血流が悪くなってしまいます。断食をすることにより、血液中の

余分な栄養や老廃物をもう1度代謝して排泄するので、血液がきれいになります。

免疫力が上がる

免疫力の主力を担っているのは白血球です。血液中に栄養がたくさんあると白血球はお腹いっぱい

になり、能力が低下します。

逆に空腹になると血液中の栄養分が少なくなるので、白血球は有害物質や余剰物をエサにします。

がん細胞、アレルゲン、ばい菌やウイルスなどを処理するため、免疫力が高まるのです。

オートファジーが働く

空腹状態が約16時間続くとオートファジー(自食作用)が働き、細胞の中の古いタンパク質や不要

なものを1回壊し、また新しいものに変える、リサイクルするというものです。つまり、食べ物が

ないから、古くなったものから栄養を摂ろうという仕組みです。オートファジーが働くことで、

細胞が新しいものに変わり、アンチエイジングの効果が得られます。

体や細胞がストレスを受けても生き残れるように体内に組み込まれたシステムです。飢餓状態に

なったときこそ働きが活発化し、ものを食べないことでしか誘発できません。

たとえば、アルツハイマー型認知症は、アミロイドβタンパク質が脳細胞に蓄積して発症します。

しかし、オートファジーが働くと、細胞についたアミロイドβタンパク質が分解され、認知症の

予防になると言われています。

寿命が延びる


2000年にアメリカのマサチューセッツ工科大学の学者、レオナルド・ギャランが、空腹の時間を

長く保つとサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化し、長生きすることを発見しました。

常に満腹状態にしたサルと腹六分にして飼育したサルを20年間観察したところ、「満腹ザル」は

しわが増え、体毛が薄くなり、動脈硬化や高血圧の症状が出たそうです。一方、「腹六分ザル」

は、しわもなく、体毛はふさふさ、生活習慣病もまったくなかったといいます。

また、アメリカ・ルイジアナ州ベニントン生物医学研究センターの学者、ドナルド・イングラム

が、国立老化研究所(NIA)に在籍時の研究で、年老いたネズミのエサを60%減らすと、脳内の

ドーパミンが増えて寿命が40%延び、学習能力が向上したと発表しています。

頭がよく働き、記憶力がよくなる


空腹のときに分泌されるグレリンというホルモンにはがん予防のほか、胃腸の働きをよくしたり、

自律神経の働きを調整したり、ストレスに対抗したり、炎症を抑制する働きがあります。さらに、

グレリンが脳の海馬に届くと、神経と神経を結び付けるシナプスが活性化され、記憶力のアップや

認知症の予防に役立つことがわかっています。

便秘が解消する


生理学では「吸収は排泄を阻害する」といわれます。食べ物を摂取すると、消化・吸収

するために消化器に血流が集中し、排泄のための器官が充分に働きません。そのため、排便、

排尿、発汗、鼻汁、目やになど、排泄が不十分になります。逆に、空腹の時間を作れば、

消化・吸収のための器官が休み、排泄のための活動が活発になります。

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