
「ドメスティック・バイオレンス」とは英語の「domestic violence」をカタカナで表記したものです。略して「DV」と呼ばれます
「ドメスティック・バイオレンス」の用語が、日本では「配偶者や恋人など親密な関係にある、又
はあった者から振るわれる暴力」という意味で使用されることが多いです。
配偶者からの暴力を防止し、被害者の保護等を図ることを目的として制定された
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」は、「DV防止法」と呼ばれ
ることもあります。

配偶者暴力防止法においては、被害者を女性には限定していませんが、やはり配偶者からの暴力の被害者は、多くの場合女性です
配偶者からの暴力などの女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害する重大な問題です。
相談件数や調査結果等から、少数の人だけが被害を受けているのではなく、多くの人が被害を受け
ていることがわかります。また、暴力の原因としては、夫が妻に暴力を振るうのはある程度は仕方
がないといった社会通念、妻に収入がない場合が多いといった男女の経済的格差など、個人の問題
として片付けられないような構造的問題も大きく関係しています。男女が社会の対等なパートナー
として様々な分野で活躍するためには、その前提として、女性に対する暴力は絶対にあってはなら
ないことなのです。

コロナ禍が、雇用や生活面で特に女性、女の子に深刻な影響を及ぼし、緊急の対応が求められる
との問題意識に立ち、社会学や経済学、ジェンダーなど幅広い分野での実証データを基に影響を
分析・検討。
1920年4月~1921年2月までに全国の支援センターなどに寄せられたDVの相談件数は
17万5693件で、一回り前のデーターを比べると約1.5倍に増加をしている。

身体的な暴力だけでなく、暴言をあびせられる精神的暴力や、生活費を渡さないなどの経済的
暴力も顕在化しているという。どんなにか過酷な状況であるか、想像を超えている!
自分も仕事の面では、言われえない悔しくつらい思いをしているが、まだ所得カットまでには
至っておらず、甘いものを感ずるが、大きな共感がある。
コロナ禍の就業状況は、女性に特に厳しものになっている。その背景として、女性が多くを占
める非正規労働者の食が失われており、特に女性の非正規労働者の割合が高く、深刻な打撃をこう
むっている飲食・宿泊業などで、就業者数が大きく減っている。とされている。

とりわけ、ひとり親や単身女性を取り巻く状況が厳しい。こうした実態をとらえて、迅速かつ
手厚い支援というものを行っていく必要があるのだが・・・・
こころの健康
例年とは明らかに異なる、それは女性の自殺者の動向だ。昨年7月以降増加が続いており
昨年1年間の女性自殺者は7,026人。これは前年より935人増えている。特に主婦と女子
高生の増加が目立つ。コロナ禍を中心とした、様々な問題が潜んでいるのだ。

家事・育児の負担
コロナ禍はテレワークを一定程度、普及させる契機となったが、それでも家事や育児の負担んお
重さを訴える女性は多い。

男女共同参画の推進
もともと平時においてジェンダー平等・男女共同参画が進んでいなかったことが、コロナの影響
でより炙り出されたと分析。そのうえで女性の社会参画を進める取り組みを、政府や政党、自治
体、民間企業、NPOなどに強く求めている。となっているだけで、相談窓口をやっています。

その気があれば、相談できます。それは、それで大変なことですが、まだ表面図らを合わせた
単なるご都合主義の範疇を出ていません。死を覚悟する前に、思いとどまらせる対応。
もっと本当の弱者を、社会の底辺から救っていかなくては、いろんなことが取り戻せない
いびつな、状態となり焦げて残っていってしまいます。もっと抜本的な処の改革を、お願い
したく思います。同じ底辺に居るのです。やったかやらなかったは直ぐに分かります。
