スシローグローバルホールディングス(GHD)の一人勝ち

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リンクを貼ります。スシロー

  1. スシロー、都心部積極攻勢、衛生対策強化 コロナ禍でも増収続く
  2. 来店したら自動案内機で番号札を受け取り、精算もセルフレジで完了する。スシローの都心出店戦略を象徴する大型店だ。
  3. 明暗を分けた最大の理由は立地だ。スシローの店舗の9割以上は、地方郊外やロードサイド店だ。
  4. 新型コロナによる外出自粛や在宅勤務の浸透で、都心の繁華街にある飲食店ほど客足が落ち込む。
  5. 下支えするのがデジタル技術を活用した接客の自動化だ。
  6. 持ち帰り専用の自動ロッカーを配備し、自動案内機を9月までに75%の店で導入する。
  7. スマートフォンアプリを使った座席予約システムを導入し、ピーク時には来店客の半数が利用する。
  8. 社長は「回転ずしはエンターテインメントだ」と強調する。次にどんなネタがレーンに登場するのか、ワクワクしながら待つのは店舗でしか味わえない体験だ。とコメント
  9. 日本フードサービス協会によると外食全体の売上高は2月、前年同月比22.3%減少した。1都3県で3月21日に緊急事態宣言が解除されたが、資金繰りなどに悩む企業にとって正念場が続く。以下はそのポイント企業の行動を示す
    1. ロイヤルホールディングスは2月、双日などから約240億円の金融支援を受けると発表
    2. 居酒屋大手のチムニーは3月に1億円に減資して税負担軽減を見込み、早期退職募集や店舗閉鎖などで収益改善を急ぐ
    3. ワタミは22年3月をめどに、居酒屋の3分の1を焼肉店「焼肉の和民」に切り替える。
    4. サイゼリヤは5月までに都内で従来の6割の広さの小型店を出す。
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スシロー、都心部積極攻勢、衛生対策強化 コロナ禍でも増収続く

 スシロー(GHD)が成長を続けている。2020年12月以降は全店売上高が前年同月を上回り、

21年9月期は過去最高の純利益を見込んでいる。その原動力は都心部への積極出店攻勢

と自動化を通じた非接触型の店づくり。衛生対策も強化して家族連れを呼び寄せている。

東京・新宿3丁目に回転ずし「スシロー」の新店が開業。19年まで学生などに人気だった繁盛

居酒屋を改装した。百貨店で日本一の売り上げを誇る伊勢丹新宿店の向かいに位置している。

席数は約200。

来店したら自動案内機で番号札を受け取り、精算もセルフレジで完了する。スシローの都心出店戦略を象徴する大型店だ。

2度にわたる緊急事態宣言の発令で外食産業が大打撃を受けるなか、スシローの強さが際立

っている。新店も含めた2月の全店売上高は前年同月比で5.9%増え、既存店売上高は同0.1%減に

食い止めた。既存店が同52.7%減のワタミの国内外食事業や同66.7%減の

きちりホールディングス(高級居酒屋KICHIRIを運営の他、外食企業運営基盤

「プラットフォーム」の外販に注力している)とは対照的だ。

明暗を分けた最大の理由は立地だ。スシローの店舗の9割以上は、地方郊外やロードサイド店だ。

ファミリー客が主力で、企業の会食や大人数の飲み会の自粛に影響を受けにくい。

今年1月に発令された緊急事態宣言では約半数の店が対象地域外となり、時短営業も限定的

だった。持ち帰りなどの増加も来店客数の落ち込みを下支えした。


回転ずしは原価率が40~50%と高く、賃料が安い郊外のロードサイドに出店するのが王道

だった。

新型コロナによる外出自粛や在宅勤務の浸透で、都心の繁華街にある飲食店ほど客足が落ち込む。

一等地のテナントを手放す外食企業も少なくない。そうした情報を的確にキャッチし

都心への出店攻勢を強めている。スシローは5年前から東京・池袋や大阪・難波などターミナル

駅周辺への出店を始め、ここ過去1年でペースが加速している。20年9月期は新規出店33のうち

13が都市型店舗。今期もさらに都心展開を進める計画であるという。

下支えするのがデジタル技術を活用した接客の自動化だ。

スシローは人手不足に対応するため、

外部企業と共同で自動化設備を開発してきた。18年には「省力化」専門部署も立ち上げた。

受け付けや精算にかかる人手を片付けなどに回し、客席の回転率を高めている。そもそもの

目的は、機械化を通じた店舗の効率運営だった。コロナ禍ではこれが有効な衛生

対策となり、多くの顧客を呼び寄せる。

持ち帰り専用の自動ロッカーを配備し、自動案内機を9月までに75%の店で導入する。

会計時の混雑を避けるため、セルフレジを全店で2台体制に拡充する。食べた皿の枚数

を人工知能(AI)搭載のカメラで画像認識し、支払金額を自動計算するシステムの導入も進める。

あるユーザーは「感染が怖いので外食を控えているが、従業員と接する機会が

少ないので安心して食事ができる」と評価する。投資は店内に限らない。

スマートフォンアプリを使った座席予約システムを導入し、ピーク時には来店客の半数が利用する。

アプリですいている時間を選んで来店する客も多い。

「コロナ禍でピーク時の混雑を回避したい消費者心理も重なり、1店舗あたりの稼ぐ力は成長の

余地がある」とアナリストとからは見られている。

1皿100円(税抜き)という最低価格も柔軟に見直す。郊外と比べて高い家賃を賄うため、

新宿3丁目などの都心店では、1皿20円値上げした。20年10月には

「店内仕込の特大えびフライ」など1皿480円(同)のネタも提供。売り切れ続出のヒット商品

になった。

社長は「回転ずしはエンターテインメントだ」と強調する。次にどんなネタがレーンに登場するのか、ワクワクしながら待つのは店舗でしか味わえない体験だ。とコメント

不要不急の外出自粛が求められる時代に、どうすれば足を運んでもらえるのか。自動化を突き

詰めると、店内の活気は失われかねない。ここは充分に考えなければならない。

感染防止対策を徹底しつつ、「にぎわい」を演出することも欠かせない。

日本フードサービス協会によると外食全体の売上高は2月、前年同月比22.3%減少した。1都3県で3月21日に緊急事態宣言が解除されたが、資金繰りなどに悩む企業にとって正念場が続く。以下はそのポイント企業の行動を示す

ロイヤルホールディングスは2月、双日などから約240億円の金融支援を受けると発表

居酒屋大手のチムニーは3月に1億円に減資して税負担軽減を見込み、早期退職募集や店舗閉鎖などで収益改善を急ぐ

ワタミは22年3月をめどに、居酒屋の3分の1を焼肉店「焼肉の和民」に切り替える。

サイゼリヤは5月までに都内で従来の6割の広さの小型店を出す。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、寿司店の倒産が相次ぐ中、完全非接触と省人化が

功を奏して売り上げを伸ばしたスシローは4月1日、社名を「FOOD&LIFE COMPANIES」に変更

する。牛丼チェーンの吉野家ホールディングス(HD)傘下の『京樽』を4月1日付で買収する。

吉野家ホールディングスから買収して本業を底上げしつつ、居酒屋など新規事業や海外展開も

強化する。新型コロナの感染拡大から1年が経過し、業界再編が加速している。

環境変化に合わせて先手を打ち続けることが、収束後の回復力を左右しそうだ。

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