開発進む量子技術 量子コンピューター開発競争、日本の現状は?

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極小世界の物理法則である量子力学を高速計算や通信などに応用する量子技術

は、経済や社会に変革をもたらし、国の安全保障にも影響を及ぼすとされ、欧米や中国などで研究

開発や拠点形成が急速に進んでいる。日本も2020年1月、初の国家戦略を策定し、2021年

4月に各分野の計8拠点が正式に発足した。

今夏には、ビジネス活用を検討する官民協議会も設立される予定

日本はいま、人類史上最強のセキュリティ技術「量子暗号」の先頭を走っているという。

究極の暗号技術とされる「量子暗号」の活用が広がってきた。第三者による通信の傍受を防ぎ、機

密情報などを守る切り札として期待がかかる。東芝など日本勢が優れた技術をもつが、実用化では

中国が先を行く。

「政府主導で量子暗号を導入すれば、高い技術優位性をもつ我が国が先行することは可能だ」

近ごろ、怖い話を耳にする。グーグルやIBMが取り組む量子コンピューターが本格的に実用化され

たら、わたしたちのプライヴァシーはすべて丸裸にされてしまうのだ、と。現在インターネットで

使われている暗号技術はすべて、あっという間に解読されてしまうらしい。量子コンピューターの

能力をはるかに凌駕する、人類史上最強にして絶対的なセキュリティ技術「量子暗号」が敢然と立

ち向かい、わたしたちの営みを守ってくれる。しかも、その最前線で戦うのは日本の研究者

チームだ。だというのだ。

三菱ケミカルと日本IBMなどは、次世代の高速計算機である量子コンピューターを用いて有機EL材

料が発光する時の状態をシミュレーション(模擬実験)することに成功したと発表した。将来、よ

り発光効率の高い材料の開発につながる可能性があるという。この他にも、いろいろとニュースは

あるのだが、・・・・

日本の量子通信は、総合力で勝つ

中国の研究体制には弱点も垣間見える。資金が潤沢な分、「量子通信だけ」の一点豪華主義に偏っ

てみえるのだ。一方、闘いの主戦場は量子通信そのものではなく、量子通信を応用した

アプリケーションに移行しつつあると専門家は語る。

量子(だけの競争)は終わって、使いこなす時代になったといえる

量子通信はいまのところ「光ファイバーありき」であって、無線通信を代替するものではない。

コスト面や運用上の限界もある。従って従来型の古典的な通信技術と組み合わせるべきであり、ク

ラウド上のさまざまなサーヴィスを含めた総合力で勝負できなければ社会にうまくフィットしな

い。「求められているのは、量子レヴェルから見上げて、マクロな通信のすべてを再構築するこ

とです。量子通信は普遍性のある土台でしかない。でも、そこからみえてくる独特の『景色』

があって、ネットワークをめぐるさまざまな、面白い研究課題がたくさん生まれている」

日本がこのリードを守るためには、光子のキモチがわかる「量子ネイティヴ」の育成が急務

それはメーカーや通信キャリアといった通信業者に限らない。もしもあなたがクラウドサーヴィス

を操るシステムエンジニアなら、「量子暗号オプション付き」の新商品を採用すべきかどうか、判

断すべきタイミングがまもなくやって来る。仲間たちと議論し、その費用対効果を会社の上層部

に、あるいは外部の顧客に説明しなければならなくなる。なぜ量子暗号が必要なのか。そもそも量

子通信とはどういった技術なのか。

量子のフィーリングを磨かなければ、一歩も先へ進めない時代が到来しつつあるのだ

アメリカ勢が量子コンピューターや人工知能に躍起になり、中国勢が超長距離の量子通信に首っ引

きのいま、日本の企業人たちが組織の壁を超え、手を取り合い、飛躍すべき時が迫っている。

量子を基礎に置く通信技術全体のアップデートは、中国もGAFAも取り組めていない

われわれだけがこの風景を眺望している。いま、国際標準化と知財戦略がきっちり押さえられたな

ら、安全保障にしろ産業の競争力維持にしろ、極めてパワフルな追い風になります。と期待のこも

る表現にはなっているのです。大いに期待をするしかありません。

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